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2026年10月16日

「第75回日本医学検査学会」2026年9月26日~27日開催

第75回日本医学検査学会 日本臨床衛生検査技師会企画シンポジウム6
日本臨床衛生検査技師会・日本糖尿病学会・日本糖尿病療養指導士認定機構合同企画

テーマ

「検査室の外に広がる可能性―糖尿病治療支援の新たなステージ」

座長(敬称略)

丸田秀夫(日本臨床衛生検査技師会 代表理事 副会長)
中川裕美(倉敷中央病院リバーサイド 臨床検査室)

演者(敬称略)と演題

中川裕美(倉敷中央病院リバーサイド 臨床検査室/元CDEJ認定機構理事)
「糖尿病治療支援での臨床検査技師の真価を問う~臨床検査技師が“必要”とされるために~」

森本光俊(佐久市立国保浅間総合病院 臨床検査科/CDEJ認定機構委員)
「臨床検査技師が目指す理想の糖尿病治療支援 ~今、必要をされている5つのタスク~」

勝田仁(九州大学医学研究院 保健学部門教授/糖尿病専門医)
「検査データから糖尿病診療を支える ―これからの臨床検査―」

植木浩二郎(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 糖尿病研究センター長/日本糖尿病学会理事長)
「糖尿病専門医が求める理想の臨床検査技師像」

 近年、糖尿病診療における臨床検査技師の役割は広がり、法改正により持続皮下グルコース検査(CGM)を実施できるようになったことで、より専門性を発揮できる環境が整いつつあります。こうした背景のもと、今回のシンポジウムでは、臨床検査技師に求められる新しい役割や実践が紹介されました。
 臨床検査技師の新しい役割として、従来のデータ品質管理に加え、時系列データを活用した合併症の早期予測や主治医へのアラートが紹介されました。 医師からは患者さんの検査結果の理解不足が合併症重症化予防の妨げになることが指摘されており、患者さんが検査データの意味を理解できるようわかりやすく伝える役割が求められています。さらに、日々の業務で得られた知見を臨床研究として整理し、学会等で発信していくことは、専門性の向上と多職種連携の推進につながるという点も示されました。
 臨床検査技師が糖尿病治療支援にもっと関わるためには、知識や経験を段階的に高めていくことが大切です。そのために臨床検査技師のCDEJでチームを立ち上げ、施設間で情報や実践を共有する取り組みを進めています。

 今回のシンポジウムは、臨床検査技師が検査室の外へと活動の場を広げ、チーム医療の中でより大きな役割を担っていくための新しい可能性と、目指すべき姿を共有する貴重な機会となりました。